hana11-1

先頭ページ前ページ次ページ最終ページ

おじいちゃんの名グローブ イチゴの村の広場
田鳥倉部／あゆと小6

　そういうところから、他の人間を大切にしたり、他の人間と、しみじみと心を通い合わせたりすることもできるようになっていく。そういうことからまた、自分自身を豊かに成長させることができるようになっていく。　

　だから自然の中に入り込み、自然と心を通い合わせ、自然から学ぶということは、人間性を回復するということでもある。日常の忙しい生活の中で、驚きをなくしたり、不遜になったり、荒々しくなったりした人間が、自然の摂理から学んで、自分をよみがえらせたり、新しく自分を発見したりして自分を人間的にしていくということでもある。　

　僕の、古いものと言うと・・・。　

　北海道のおじいちゃんから貰った。○○○○を受け継がれました。詳しいことは、今お話いたします。今年の夏休みの、八月十日から八月十七日までおじいちゃんの家に旅行することになりました。しかし、飛行機に久しぶりに乗ることになって、ワクワクしてきました。ワクワクの飛行機気分が終わって、新千歳空港に着きました。　

　駅から電車に乗って札幌に向かいました。札幌駅に着いたのが午後四時ぐらいに着き、初めてにいった場所は、　

　おじいちゃんの家だった。しかし、ここでは、○○○○は、渡されませんでした。その夜は、ラーメンを食べに行くことになりました。　

　「らーめんっておいしなぁ。」　

　と、思った時　

　「せっかく札幌に来たから何か見付けて帰ろうとした。」　

　そして何日か札幌を検索していて、三日目は、富良野に行くのにレンタカーを借りて、いろいろ回ることにしておいた。ここでも何にも収穫が無かった。帰って来たのは遅かった。　

　四日目と五日目を利用して函館に行くことになった。しかし、札幌からかなり遠い道のりだった。その途中に、大沼公園に行ってサイクリングをして、　「大丈夫だろう。」　と、考えていたら甘かった。などいろいろな場所によって、五時間がたつと、やっとのことで函館市外が見えてきた。じきすると今日泊る旅館も見えてきた。（一番印象に残った）ついたのは、夜だったので急いで夜御飯を食べて一夜を過ごした。　

　次の日、修道院や函館山などいろんなところを廻って札幌に五時間かけて帰ってきた。　六日目、札幌ドームに行くことにして入ったら展望台や色々な所を廻って、羊が丘展望台にも行くことにしておいて、そこで見たものは、　「カール北海道版のやつを見つけて。」（笑）。　

　この日の夜、おじちゃんの家に行って話して帰ろうとした時、おじいちゃんが立ち上がって　「これを持って行っておくれ。」　の一言だった。入っていたのはグローブだった。これこそが札幌に行って学んでこようと思ったものだった。　

　最終日。快く　「さようなら、またいつか会う日まで」　と言って終わった。　

　家に着いてから、おじいちゃんの事を詳しく聞いてみると・・・。お父さんが　「野球をやっていて、ショートを守っていたんだよ。」　その時のグローブだよ。と言った時、　

　「貰って良かったなぁ。」　と、感じていた。　昔は、オモチャの自動車にはまっていた。今でもあって年代物である。（貴重品）　

　今回のことわざ　かめの甲より年の功・・・。歳の人のものは、価値があるという意味　人間にとって「古いものとは」大切に感じられるものもあるしこれからも以って生きたいって言う解釈も出来る　

　。　　　　　　　　　　　　　

ホームページ