先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
小さな物だって・・・・。 エンジュの広場
奈央いしえ中1

 ミミズは、毎日、土を食べていきいている。土はミミズの口から入って外へ出ると、また土になる。しかし、ミミズの口へ入る前の土とミミズが
外へ出した土とは、土の性質がまるで違っている。農村で多くの人が、口にしている「土が死んだ」と言うこと、それは「ミミズが死んだ」と言う 事だと言うのは、実に深刻な事態である。多年にわたる研究成果をもとにして、自然の中でもし、ミミズがこの世にいなくなったら植物は、滅亡す るであろうと結論を出している。私もこの文にはとても驚いた。だがこれは正しい事だと思う。理由は2つある。  

 第1の理由は、どんなに小さな事でも大切な役割を果たしているということだ。私達は、このようなことを知らずに生活をしているのだ。ミミズ
はいても、いなくても、あまり変わらないように思えるが、その小さな事が大きなことへとつながるのである。例えば、この世に牛がいなかったと する。食料が減るだけであまり損をすることはないと思う。けれども、牛乳が飲めなくなったり、牛肉を使った料理が食べられなくなったりと様々 なことが無くなってしまうのである。良く考えるととても大変なことである。このようにこの世界にあるもの全ては大切な役割を持っているのであ  

 第2の理由は、最近、人工的なものが増えてきているからである。車だってそうである。車が無ければどんなに遠くても、歩いていた。確かに車
はとても便利である。だが車で移動することによって歩くという見えない役割の意味が消えてしまうのである。  

 つまりどんなに小さな物でも、この世界にある限り無くてはならないものなのである。
 

 
                                                 
ホームページ