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清書:警察呼ぶゾ コマドリの広場
キティいぬこ小4 ママは3時に家をでていきました。  

 私は一人でおるすばんをしていました。テレビを見ているとミシミシっと物音がしました。私はそっとドアに近づきました。そして大声で、
 

 「警察呼ぶゾ!!!!!」
 

 と叫びました。だけど何も聞こえません。私は、ほっとしてはいけないと思って、
 

 (もしドロボウが入って来たらかくれなきゃ!)と決心して、隠れる場所をさがしました。
 

 私はふとんの中に隠れることにしました。隠れている間、どうすればいいのか考えていました。とってもどきどきして、心臓がばくはつしそうで
した。新しく付けたばかりのドアが開いたり閉ったりしました。窓は一つも開いていないのに。  

 もしドロボウが入ってきたら直ぐ警察を呼べるように、電話の横にふとんを置いて隠れました。
 

 すると、電話がとつぜん鳴りました。私はドロボウに聞かれないように、すぐ受話器をとりました。ママでした。ママは
 

 「何でそんなに小さい声でしゃべってるの???」
 

 と聞きました。
 

 「家に、もしかしたらドロボウがいるかもしれないの!!」 「あーそれはこわいね!!だっていつ入って来るかわからないもんね!」 「…警察
よぼうか?」  

 と私は聞きました。するとママはびっくりしながら 「そんなに大げさなことしなくていいよ。もし、ただのかんちがいだったらこまるでしょ。だ
からもう一回家を回って見てみなさい。もし、また物音が聞こえたら、おばあちゃんの家に行きなさい。わかったね。じゃ!ママは、また仕事しなき ゃいけないからね!」 と言って切ってしまいました。  

 私は(そんなー!)と思いました。そしてふとんからおそるおそる出てみました。 そして家の中をドキドキしながら一周しました。 やっぱりだ
れもいませんでした。  

 私は、ほっとしました。何もないとわかった時、心から大きな石が「すとん!」と落ちたような気がしました。  みんなもこんな経験したこと
ある?  

  
                             
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