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| 清書:何事も正直に! |
| ウグイス | の | 泉 | の広場
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| すみすみ | / | あない | 小5 |
言いにくさを押し切って言う声や姿こそ、お詫びの真実が現れて、相手の心を動かすのである。・・・その通りだと思う。私も、そのような体験を |
した。 |
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3年生の時・・・ある日、大事な手紙だと思われるものが配られた。そして家に帰り、お母さんに、 |
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「ちゃんと、出すもの出しなさいよ~!」 |
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と言われて、ランドセルのふたを開けた。無い。無い。・・あの手紙が無い。そこら中を探しまくった。どうしてもない。しようがないので、お |
母さんに言った。お母さんは、 |
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「明日先生に言いなさい。」 |
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と言った。しかし次の日に言うのを忘れ、どんどん日にちが過ぎていった。 何日か後 、学校に行くと先生のところに行った。心臓が爆発し |
て、死んでしまうかと思った。先生が、不思議そうな目でこちらを見ている。 |
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「あっあのー。」 |
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「何?」 |
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「昨日配られた手紙、無くしてしまったんです。どうしたらいいですか?!」 |
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ここまでを一気に言った。次に何を言われるかと思って下を向いていた。 |
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「そう。じゃあ、予備のお手紙をあげるね。偉いね。そういうことって、大人でもあんまりいえないことだから。」 は?私は、思わず唖然とし |
てしまった。だんだん事情がわかってきて、ほっとした。 家に帰ってお母さんにその事を話すと、 |
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「偉かったね。」 と優しく言ってくれた。そして、抱き合って喜んだ。とっても嬉しかった。その時から、 「自分の失敗を認める言葉って、 |
正直に言えば伝わるもんなんだな。」 |
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と思うようになった。 これからも、いろんな失敗をしてしまうと思うけれど、失敗をしてしまったら、その都度正直に謝ろうと思う。 |
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