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| 生と死 |
| エンジュ | の | 池 | の広場
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| らくだ | / | いうみ | 中1 |
動物の場合、われわれとは死の概念自体がずいぶん違うのではないかと思うのだ。死とは、本来、一つの成就、一つの完成、一つの回帰である。 |
生きることではなくただ死なないことに、それほどの意義があるのだろうか。 |
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肉食獣に追われて逃げきるか喰われるかは一つのゲームである。何度勝った者も最後には敗れる。自然界には自然死という言葉はない。それが不 |
幸でないのは、生そのものの基本条件だから、生きるものはそれを承知しているからである。 |
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私達も、生についての考え方を変えるべきだと思う。理由は二つある。 |
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第一の理由は、近頃私達は、生に鈍感過ぎるのではないだろうかということである。今、私達は危険な目に会うことが非常に少ない。そのために |
、死に対しても非常に鈍感なのである。一ヶ月前ほど前に家庭科の授業で先生が、「人間いつ死ぬか分かったもんじゃないんだから、おいしものから |
食べるのよ。死んでからじゃ食べれないからね。」と、笑いながら語ってくれた。「ああ、そうか人間だっていつ死ぬか分からないしな。」、私も今 |
では、好きなものからよく食べている。人はいつ死ぬのか分からないのだから。 |
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第二の理由に、今を大切に生きていきたいと思う気持ちだ。今、こうして、食べたり、寝たり、笑ったり、喜んだりしている事にあまり感謝して |
いないと思う。私も、その中の一人だ。これからは、笑ったり,怒ったりしている事に対しても誇りを持ってい生きていけたら、いいと思う。 |
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