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清書:他人の考え アジサイの広場
ひまわりあなつ高2 本来、特許制度は発明を保護する狙いを持っている。技術を「公開」した代償として、発明者に「独占権」を与えようとするものである。その独占 権には、三つの効用が期待できる。一つが、発明に要した開発費用の回収が可能になること、ニつ目が社会全体から見て、発明の為の重複研究がさ けられ、さらにちがった研究に進むことが可能である。三つ目は、発明が保護されれば、発明行為に火がつき、新しい技術開発のための刺激剤にも  

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こんなにも特許は役に立っている事は全く知らなかった。一番身近なのが、著作権問題だろう。これは面倒なところが割りと多い。中学での美術の 時間で、絵が嫌いな私はちょっとしたキャラクターを描きたい時、ミッキーなどをうつしたいと思う事がしょっ中だった。そうできたらどんなに楽 だったろう。なにも苦労せずに、映すだけで可愛いくて上手い絵が描けるのである。でもやはり、今思えば、自分で考えたデザインや色使いはとて  

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そうであるにもかかわらず、最近ではオリジナルな物が生み出され難くなってきている。独占権そのものの存在があやふやな場面が増えている。技 術が発達して、今ではCDと同じ位の音質をたもったMDというものがでて、簡単に自分独自のCDが作れてしまう。これは独占権を守れているのだろう  

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要するに現代では、あらゆる技術が発達し過ぎて、便利になりすぎ、そのために私達は自分自身で考えてやらなければならないことが減ったのだ。 考えなくても他人の良く出来た考えが簡単に自分のものの様に手に入るのだ。そんな状況の中で新しいものを作り出そうと思う人はどれくらい減っ たのだろうか。自ら考える人が減るのは無理もない。このままではやはり良くない。生活が便利になって、他人の意見が簡単に手に入ってしまうこ  

 
 

 
                                               
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