hana12-1

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鼻利き？ イチゴの泉の広場
穂香／すよ小5

　「うわぁ！おいしそう！」　

　と私は、何かとイカの入ったサラダを見て感激した。そしてひとくち食べてみた。そのとたん。　

　「まず～！」　

　と叫んだ。なぜなら、その何かというのが私の大大大大嫌いな『セロリ』だったからだ。　

　黄緑色と白でとても綺麗なサラダなのだが、味が・・・といった感じだ。いくら野菜好きの私でも、無理があった。　

　はじめに見た印象は、きれい！で、最初に食べてみようと思ってじっと見ていると、セロリが皮をむいたきゅうりと勘違いをしてしまい、２・３・とがぶりと食べたとたん・・・『セロリ』だと言うことに気がついて、　

　「お茶お茶」　

　と言い、うがいを何度もした。でも、その後にもう１度イカ２・３こと、セロリ１個という風に食べてみると、なかなかいける。そして、その割合で食べ続けた。でも、セロリの味は２日ほどきえなかった。　

　私には、もう一つある。それは、スパゲティのこと。理由は、たまにスパゲティのなかにガーリックが入っていることがあって、その触感やにおいがダメである。　

　ガーリックを焼くと、変に柔らかい感じがして気持ちが悪くなる。においも強く私はあまり好きにはなれない。これも、２日間ほど触感が残っていた。　

　けれど。ガーリックチャーハンなど少しのにおいとガーリックの量であったら好きなのである。　セロリとガーリック、両方ともにおいの強いヤツ。私は、もしかしたら、においの強い物が嫌いなのかもしれない。だとしたら鼻を鍛えたいところだけど、そんなの聞いたことがない。好き嫌いは、しかたないのかなぁ？　そんな疑問と、セロリのにおいと、ガーリックの触感杯までもずっとある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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