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お正月は、家族でスキー カモメの広場
ミュウあにた小5

 空が、青々としている。その下には、ピンクや紫などのスキーウェアが動き回っている。あっ、あの人が転んでいる。
 

 私は今、長野県のスキー場にいる。この4人乗りリフトからは、いろんな人が見える。転んでいる人たちが。早く滑っている人がいれば、ゆっくり
とボーゲンで滑り降りてくる人もいる。そこから上級コースが見える。ここから見れば、急に見える。そして私は、中級コースを滑ろうとしている  

 スキーの楽しさは、滑っている時にある。風がビュンビュン来て、気持ちがいい。それから、怖い時だ。足が痛くなっても、滑り終わると、楽し
い気分になる。でも、雪があるからこそスキーができるから、雪があるからこそ、楽しくできるのだ。  

 さて、私は今、滑ろうとしている。少し滑ったら、中級コースの自慢の坂がある。この坂は短いけれど、初めて見れば、怖いと思うだろう。しか
し、そこがスキーの楽しさの1部なのだ。しかし、滑っている時に、ハプニングが起こった!! お母さんが、こけてしまったのだ。しかも、スキ ー板が外れていた。「大丈夫?」と聞いてみたら、  

 「大丈夫。でも、リフトのすぐ下だから、乗っている人に見られてたりして。」
 

 と、笑いながら答えた。自分の心配をしなくていいのかな、と思った。
 

 私は、自分では上手く滑っていると思う。風がどんどん向かってきて、涼しく感じる。これも、スキーの楽しさの1部だ。滑っている途中に、リフ
トが1つだけある。そこは、リフトから見えた、上級コースだ。私達は、そのリフトに乗った。  

 5分ぐらいして、リフトから降りた。しかし、風が強い! これは、いくらなんでも、オーバーだ。楽しさには入らないだろう。しかも、ここは
32度の坂で、1番高い所だ。リフトから見ると、急だな、と思うけど、実際に上から見ると、急急だ。周りを見ると、  

 大人の人ばかりで、子供なんていなかった。中には、スイスイ滑っている人がいる。ゆっくり降りている人なんて、いなかった。私は、怖い(あ
る意味楽しい)けれど、がんばってボーゲンで降りた。疲れたし、足が痛くなった。  

 その後少し滑って、帰ろうとしたら、風が吹いて、気持ちがよかった。でも、ピンクや紫のスキーウェアが少なくなっていた。もう、だんだん曇
ってきて、灰色の下には、少ないスキーウェアになっていた。  

 
                                     
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