先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
清書:流行の言葉 イチゴの広場
佐保あるま中1

 社会が変化している以上、語源の通りの用法が正確ということは、現状に合わなくなる。私は、現状に合わない言葉(使い方が正確でない言葉も
)でも、気にしないで今まで通りに使うべきだと思う。  

 第一の理由は、たとえ現状に合わなくても、お互いが分かり合える言葉であれば、良いと思うからだ。例えば、方言のことである。私は関西にい
て関西弁を使う。独特の言い方もあって通じないものもある。でも、好きなのだ。例えば関西弁を使う芸能人は身近に思えるし、暖かみを感じる。  

 第二の理由は、現状に合わない言葉は無理に現実に合わせなくても、時間が経つと自然と変わっていくものである。江戸時代や明治時代にはなか
った言葉でも今は当たり前のように使われているというものはとても多い。  

 例えば、明治時代にはなかった「ケータイ」。明治時代の人たちには意味さえさっぱりだったろうが、それが今では「ケータイ」の一言でほとん
どの人は携帯電話のことであると分かる。  

 確かに、話し相手に合わせないと誤解を招いたり、会話がうまく通じない場合もある。しかし、
 

 「蟹はその甲羅に合わせて穴を掘る」
 

 というように、言葉も時代に合わせた使い方に変化していくのである。
 

 
                                           
ホームページ