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そっ啄の機 エンジュの広場
くま吉いにし小5

  そっ啄の機
 

 私にもそっ啄の機があります。クライミングです。5才の時にはもう、クライミングをやっていました。でも、集中的にはやっておらず遊びでし
た。そして父が、岩場に行かなくなってから、私も岩登りはしなくなりました。  

 それから、4年生になって、また登り始めました。きっかけは父でした。前は大人の中で登っていたのですが、やり方が変わって、親子でスポー
ツとなって子供が中心で登れるようになったので連れて行ってくれたのです。でもそのころもまだ、遊び程度でした。5年生になってからは、父が 行かれなくても母に「行きたい。」と言って、連れて行ってもらうようになりました。そして、だんだんと力をつけていき本格的に登り始めました。 だいぶ上達した今、先生には、「期待の星!」 と言われていると母は言います。  

 このように、父の一言がきっかけで、また登りはじめたことはまさに、そっ啄の機といえませんか? そう、本文でたとえると、父が親鳥で、私
が雛です。父の一言は、親鳥が卵をつつくのといっしょ。私が岩登りに着いていったのは卵の中で雛がつついているようではありませんか。そして 、雛がかえったのです。この場合、かえった雛は、私の中の岩登りの才能のことです。  

 このように、本文に書いてあるように自然の中には、そっ啄の機がいっぱいあるのかもしれません。
 

 
                                               
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