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テレビと読書 オナガの広場
ペライアいひお中1

 加藤周一さんによるとテレビを見るのと本を読むのでは、本を読むときのほうが自分の「読むぞ」という意思が必要で、自由が利くそうです。な
ぜなら、本は読む時間や読む速さを自由に変えられるからだそうです。また、テレビの教養番組等によって好奇心の出たものについての本を読むこ ともできるそうです。  

 本は読む気になればどんなに分厚い本でも読めます。その良い例が「ハリー・ポッター」だと思います。私もこれを集中して読んだら一晩で読み終
ってしまいました。つまり、本は意思や集中力があればいくらでも読むことができ、逆にいうと前で言ったように本は意思や集中力がなければ読め ないということです。しかし、テレビはその点大きく異なります。テレビを「観よう」という意思はあるかもしれませんがテレビを集中してみようと いう人はめったにいないと思います。  

 また、絵があるかないかというのも違いだと思います。本の場合は頭の中で絵を考えて読まなければなりません。これはよく言えば自由に本の場
面を想像でき、悪く言えばいちいち場面を考えなくてはならないということです。これをテレビで考えてみると、よく言えば、話の場面をいちいち 想像しなくてもよく、悪く言えば場面を自由に考えることができないといえます。  

 人間にとって読書とテレビはどちらも重要といえます。なぜならどちらも世間のあり方などが分かるからです。本とテレビ・・・それは形態が違
いますが私たちに伝えてくれることは似ている面もあると思います。要するに、テレビと本にはそれぞれ、良いところがあるのでそのときどきによ って使い分けるのが良いと思います。  

 
                                                 
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