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ポイ捨てを地球から追い出そう!
イチゴの池の広場
佐保/あるま中1
最近、道でよくゴミを見かける。そんなゴミを見て、地球が汚れていくのが悲しくなってしまうのである。私は、そうやって町が汚れて行く理由
の内のひとつ、ポイ捨てがいけないと思う。
第一の理由はポイ捨てをすることで、生き物にも影響しているからである。例えば、奈良の東大寺や春日大社には、鹿を放し飼いにしているが、
ポイ捨てをする人がいて、鹿がそれを食べてしまい、死んでしまった鹿の胃にはビニールのゴミなどが発見されたそうだ。東大寺には、ゴミ箱が設
置されていない。それは、鹿がそれをあさって食べてしまわないためだ。東大寺で出したゴミは持って帰らなければならないのである。しかし、ポ
イ捨てをするような人たちがいれば、このような対策も無駄になってしまう。ポイ捨てが生き物の生と死に関わっていることにもっと目を向けてほ
第二の理由はポイ捨てを認めることによって、ゴミ箱の存在は必要のないものになってしまうからである。そうして、一度「ゴミはゴミ箱へ」の
ルールが失われると、取り戻すのにエネルギーがいる。人間は楽をしようとするからだ。例えば家の中ででも、ゴミ箱にゴミを投げたところ入らな
かったとしたら、面倒くさがって、
「もう、いいや。おいとこう・・・。」
と、責任感さえも感じなくなる人が(私の家族に)いる(笑)。それには、お互い注意し合っているのに、街の中では誰も注意をしないのである
。注意し合えば、きっときれいになっていくと思う。しかし、外で他人に注意することは簡単ではないのである。だからこそ、ポイ捨ては良くない
確かに、人間には楽をしたい気持ちはあるものだが、
「ちりも積もれば山となる」
というようにポイ捨てによって地球の隅々が少しずつ汚れていっているのを、しっかり受け止め、できる範囲でポイ捨てをやめていったらいいと
思う。一番怖いのは、ポイ捨てをするのが普通だと感じる人なのである。
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