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本とテレビ オナガの広場
シュシュあさつ小6

 テレビが普及して、映画を見る人が少なくなったというのは本当だが、本を読む人が少なくなったわけではない。娯楽としてのテレビと映画はに
ていて見る方が受け身だが、本を読むには、読むがわももいくらかの努力が必要だ。また、全く分からない本は読まないのが賢明だ。それは、本も 自分も悪いわけではない。  

 私の一番心に残っている本は、「ダレン・シャン」シリーズだ。親友を助けるために半バンパイアになった主人公ダレン・シャンの話である。き
っかけは、フリークサーカスをみにいったことで、少々グロテスクなところもあるが、スリルたっぷりで、結末が全然分からない。それに、読んで いてまるでダレン・シャンと一緒にいるようにどんどん本に引きこまれてくる。それにこの本の帯に、「ハリーポッターの作者j・k・ローリング も絶賛」とかいてあった。それほど面白い本なのだ。だから、読んでいない人にはぜひ読んでほしい。  

 小学校四年生ぐらいのときに、「ぼくはレース場の持ち主だ」という本を読んだ。始めに3,4ページ読んで、「つまらない・・・」と感じた。そこです
ぐに、読むのを止めた。それから2年ぐらい経って、6年生になって1学期頃、久しぶりにその本をてにとってみた。ぺージをぱらぱらめくってみる と意外と面白そうだったので、よんでみた。前とは違って、面白いと感じた。そのときには、つまらないとかんじても、いつかは面白いと感じる時 が来るのだと思う。  

 この長文には、「「つかれたから、本を読もうか」という人があまりいない」とかいてあったが、私はあまりそうは思わない。たしかに、本を読
むためには少しの努力がひつようだが、その努力の量よりも本を読んで面白いと感じた量の方が多いからだ。だから、読み終わった後にはあまり、

「つかれたなぁ」とは思わないで、「ああおもしろかった」と思う。
 

 だが、本とテレビではつかれなく苦労しないで楽しめるのはやはりテレビである。
 

 本を読むのは努力が必要かもしれないが、人間は、時には本を読まなければいけないということが分かった。
 

 
                                             
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