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大晦日 イチゴの広場
雅貴あめす小6 「さぁ、最後まで紅白見るぞ」  

 去年の大晦日も紅白歌合戦を最後まで見ようとした。去年もというのは一昨年も試みたのだ。しかし一昨年は眠くて、途中でダウンした。でもそ
こでは諦めない。目覚ましを十一時三十分ごろにセットし、そして予定通り十一時三十分におきて十二時〇〇分まで起きていた。しかしかんじんの 紅白歌合戦を見られなかった。だから去年こそ起きようとしたのだ。  

 「さぁ、紅白始まるぞ。え~っとこの時間帯が演歌が多いし、風呂はこの時間帯にしよう」
 

 と言って風呂の時間を決めてその時間になってお風呂に入った。お風呂に入ってからが眠さとの戦いだったのだ。特に十一時三十分ごろが結構眠
たかったが、その時間を過ぎると少し増しになって紅白を見た。風呂から上がってきたとき父が、他の番組に変えていた。確かに紅白よりその番組 の方がおもしろかったので、W画面にしてもらって観たい人になったら変えてもらった。そして最後白組が勝った。  

 「白組が勝たはった」
 

 「司会の人がなんか泣いてはる」
 

 「何で司会の人が泣かはるんやろなぁ」
 

 などと言って紅白が終わったときにしゃべっていた。終わった後母が毎年ゆく年くる年を見るので自分の部屋でラジオを聞いた。なぜ自分の部屋
に行くかというと、ゆく年くる年という番組は、おもしろくないからだ。だからラジオを聞いて一人でカウントダウンを楽しんだ。  

 うちの家は、絶対に年越しにはそばを食べない。そのかわりに大晦日の日の夜ご飯にそばを食べる。
 

 「何で年越しにそば食べんと夜ご飯に食べんの!?」
 

 「夜中に食べると身体に良くない」 と母は教えてくれた。僕は一度でいいからやってみたいと思っている。だから大人になったらやろうかな考
えた。 大晦日は人々にとって特別な日であろう。人々は夜遅くまでおきてテレビを見てそばを食べるなど毎日は絶対することの無いことだ。  

 
                                   
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