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機械に頼り過ぎ! ウグイスの広場
奈央いしえ中1

 産業革命以来、機械は人々の生活を豊かにするという役目を果たすものだとおもわれてきた。そしてその進歩は、イコール人類の幸福につながる
とも信じられて来た。人類がついに月に到達することによってその信仰がまちがっているということが証明されたかのように見えた。  

 私はきれいに整っているよりも少しは乱れていた方が良いと思う。
 

 第一の理由は、ストレスがたまってしまうからである。毎日ゴミもなく機械のようなきれいに整った生活をしていると、動物であっても人間であ
っても休めるところがなくなり頭が混乱するようになると思う。たとえば、自分がペットショップにいる犬になったとする。もちろん私達は毎日、 人から見られ、しかも、とても小さな部屋にいるとする。暑苦しくなり、とても退屈である。一番つらいのは、ストレスがたまることである。人間 でもいつもきれいでゴミなどが一つも落ちていないような所に住んでいるとストレスがたまるのだ。  

 第二の理由は、息抜きができないからである。ほとんどの人間は汚いところよりきれいなところにいる方が好きだと思う。けれども、いつも整っ
ている所にいるのではなく、落ち込んでいる時や、疲れているい時などは、自分の落ち着けるところに行きたくなるのである。私達にいとって息抜 きをすることはとても大切であり、誰でもがすることなのである。とてもきれいな所にいると、せっかくのきれいな所を汚くしてはいけない、とい う緊張感をいつも持つことになってしまい息抜きが出来なくなってしまうのだ。  

 たしかに機械的な生活というものには誰もが望んだことがあると思うが、すべてそろっている所よりも、それと反対に、不便な所があったり、何
か欠けている所のほうが息抜きもでき生活もしやすいと思う。  

 
                                               
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