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| 反省は成長の元なり。 |
| アジサイ | の | 谷 | の広場
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| 由希子 | / | あとえ | 中2 |
数百万の死という犠牲の上にしか二十世紀後半の平和が成立しないのだとしたら、そんな平和はいらない。死者達の上に築かれた平和を楽しむ資 |
格など誰にもないではないか。高い地位にいたくせに責任の所在をごまかす卑怯者ばかりが生き残ったとしたら、いかに慰霊祭を重ねても若い死者 |
たちは浮かばれないだろう。戦後五十年、各論として名誉の破片を拾う本はたくさん出たが、究極の責任を問う史書はまだ出ていない。だから、原 |
爆投下に対しても決定的な反論ができないのである。 |
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けんかをすることはいいという意見がある。 |
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昔、大の仲良しの子とけんかしたことがある。最近ちょっとその子と信頼関係に溝が入りかけていたので、原因がどっちにあるだなんて考えもせ |
ずに大喧嘩してしまった。だから私は、ついかっとなって「あんたなんか大嫌いじゃ。顔も見たくない。」なんて言ってしまった。本心じゃないと |
分かっていたのだけど、けんかしていたのでかっこわるくて「ごめん、うそ」と言えなかった。だから、しばらくの間は口も利けずにいた。でも、 |
そんなある日、友達の方から「ごめん」って言ってくれたのである。「しばらく考えてたけど、私が悪かったわ。」といってくれたのである。私は |
とてもうれしかった。けんかをして考える時間ができて、自分の悪いところが反省できて、溝がより堅い絆になったのである。これこそ「雨降って |
地固まる」である。だから、けんかは必要なのである。 |
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しかし、腹が立ってもけんかせずに、我慢することが大切という意見もある。 |
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今、アメリカのテロ事件が大きな事件になっている。ヴィンラディン氏が、何をそんなに怒ったのかは全然知らないが、いくら腹が立ったからと |
言って、武力で、しかも不意打ちなんて卑怯だと思う。もう少し冷静になって考えて、話し合いで解決すべきではなかったのかと思う。私は、この |
事件を見て、けんかにも色々仕方があると思った。そして、すぐにけんかせずに我慢することが大切だと思う。 |
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確かに、けんかをすることも我慢をすることも大切だと思う。しかし、私が一番大切だと思うことは後悔をするよりも、二度と間違いが起こらな |
いように考え直したり、反省したりすることだと思う。けんかにしたって、後悔するだけでは、また同じ事を繰り返すだけだと思う。間違ってしま |
ったことを後悔するだけではなく、そのことを踏み台にして、二度とくだらない間違いなんかしないように、自分が成長していくべきなのだと思う |
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