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講評 |
題名: | 叱 |
名前: | たこたこ | さん( | こむ | ) | 高1 | アジサイ | の | 道 | の広場
|
内容 | ◎ | 字数 | 742 | 字 | 構成 | ○ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ○ | 表記: | ◎ |
吹奏楽部での自分の体験をもとに意見を書いたところに説得力があるね。これは、まさにぴったりの実例だね。 |
「叱られる」ということには、苦い思いが伴うけれど、たこ君(この呼び方でいいかなあ?)の言葉を借りれば「 |
必ずいいこととなって反映される」はず。だからこそ、叱ってくれなかった先輩のことはほとんど覚えていないの |
に、叱ってくれる先輩のことは忘れられないんだね。 では、「叱る」側はどうでしょうか。叱られることと同じ |
ように、叱ることにも痛みを伴います。また、自分に自信がなければ他人を叱ることはできないよね。さらに、相 |
手のことを真剣に考えていなければ叱ろうという気持ちにはならないでしょう。たこ君を叱ってくれた先輩は、た |
こ君のことを思って叱ってくれたんだね。その気持ちが伝わったからこそ、たこ君は素直にその注意を受け入れる |
ことができたのではないかな。 結びは、ことわざを引用しながら力強くまとめることができました。「叱られる |
」ことも「叱る」ことも決して悪いことではないという意見を貫いたところがすばらしい!「叱る」、「叱られる |
」ということには悪いイメージがつきまといますが、本当は、経験のある者が経験の浅い者を叱るというのは当然 |
のことですね。一番大切なことは、その場を穏便に済ませようとすることではなく、叱らないこと、叱られないこ |
との怖さを知ることでしょう。 "☆"■自分らしい体験実例が書けたところ、また、説得力のある感想文に仕上が |
ったところは立派。ただ、構成に注意しましょう。<要約→書き出しの意見→複数の方法→結び>という構成で書い |
てみてね。複数の方法は、叱る側、叱られる側、それぞれに分けて考えるとわかりやすいよ。■結びには、必ず反 |
対意見への理解を示す言葉を加えましょう。今回だったら、「確かに自主性を重んじることも大切だが」、または |
、「確かに人格まで傷つけるような叱り方はよくないが」など。▲入力ミス 「よく思い出として残り、」→「よ |
い思い出として残り、」 "☆" |
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