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ソクラテス ケヤキの広場
拓馬いはの小5

 なぜなら本当の知は自分のなかからくるものだからだ。わたしは自分が知らないというたった一つのことを知っている、とね。あきらめない人、
知恵を手にいれようとあくことなく努める人に。  

 ぼくは、ソクラテスの、「わたしは自分が知らないというたった一つのことを知っている」のところを読んで、とても感心しました。「知ってい
る」と言っている人より、「知らない」と言っている人のほうが、信用できるなと思いました。  

 学校の先生がよく言っていることで、誰かが先生に、
 

 「この漢字何?」
 

 と聞くと、
 

 「人に聞くより自分で調べた方が、きちんと書けるようになるよ。」
 

 というのに似ているなと思いました。
 

 ぼくはソクラテスが、知らないのに、「知っている」というより正直に、「知らない」と言ったことがえらいなと思いました。
 

 
                                         
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