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| 一石多鳥♪ |
| アジサイ | の | 村 | の広場
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| SMILEY(^o^) | / | あるわ | 小6 |
例えばある朝、パパとママと小さな二つか三つの男の子トーマスが、キッチンで朝食を食べていると、突然パパが天井近くまでふわっと浮かびあ |
がる。もちろんトーマスはびっくり。だけどパパはへんてこな機械でしょっちゅうテレビのアンテナをあちこちひん曲げたり…。だからちょっとば |
かり朝食のテーブルの上を飛ぶなんて、トーマスの目にはべつにたいしたことではない。だがママはびっくり仰天してけたたましく叫ぶ。どうして |
トーマスとママの反応はこんなにちがうのか?これは「習慣」の問題。ママは人間は飛べないということをとっくに学んでいるがトーマスはこの世 |
界では何がありで何がありではないか、よく知らない。悲しいことに、私達は大人になるにつれ、世界そのものになれっこになってしまう。私達は |
子どものうちに、この世界に驚く能力を失ってしまうらしい。それによって、私達は大切な何かを失う。 |
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私も小さい頃に |
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「どうしてお腹がへるのかな?」 |
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とか、 |
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「どうして雪が降るのかな?」 |
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とか、ごく普通の日常茶飯事に疑問を抱く事はしょっちゅうあった。そのつど、私は家事に忙しい母に聞き、 |
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「ちょっとは、黙ってなさい!今、大事な用事思い出してるのよ、えーっと……」 |
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と母を怒らせてしまった事は良くあった。とくに私の記憶に残っているのは、幼稚園児のときに抱いた疑問。 |
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「どうして、先生はうちらを怒ったりできるんかなぁ。」 |
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という、なんとも幼児らしいくだらない疑問だった。 |
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私は別に悪い事もする園児でもなかったし、言う事を聞かないこまった園児って訳でもなかった。どちらかというと、先生の言う事を良く聞き、 |
だらしない子をまとめるというような、いわば小学校の学級委員みたいな存在だったと思う。しかし、その学級委員にも欠点はあった。それは女の |
子の友達とよく、男の子の取り合いをよくすること。普段は何にも問題ない私だったのだが、やっぱり好きな男の子のことになると回りが見えなく |
なってつい、女の子たちと男の子の取り合い、ということになってしまう。これには先生も困り果てて、ただ男の子の取り合いをしただけで私は何 |
も悪くないのに(?!)強く叱られた事が日常茶飯事あった。だから私の記憶のなかで 「どうして、先生はうちらを怒ったりできるんかなぁ。」 |
という事を疑問に思った事が強く残っているのである。でも実際、今の私でもこの質問に答えなさい、といわれるとなかなか、上手く説明できない |
ものである。もちろん今は男子のことで女子とケンカするなんてこと、まったくない。それどころかこの前、女子と男子がクラスで対立し、しまい |
にまるまる一日の授業が全部、親も呼んでの学級会と化してしまったほどだった。今では幼稚園児のころの平和な生活がなつかしく感じる(笑)。 |
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名言で 「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」 と |
いうように、先入観にとらわれず一からどうしてだろうと考え直して見ることが大事。そうすると、次々に昔はあぁだったことが今では科学的に考 |
え直されてこうなった、ということが出てきて、間違いを修正すると同時に新しい考えに基づいてほかにもいろいろなことが、解明していくのでは |
ないだろうか。これぞ一石多鳥!!(笑) |
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