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講評 |
題名: | 物は使って愛着を持ってこそ物である |
名前: | 太公望 | さん( | うの | ) | 高2 | アジサイ | の | 峰 | の広場
|
内容 | ◎ | 字数 | 1410 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
力作続きだね。これもまた素晴らしい作品に仕上がりました。構成もしっかりしているし、60分で1410字は立派 |
。 物神崇拝が失われている二つの原因を考えることができたね。次々に出回る新製品。そんな物質的な豊かさに |
振り回され、一つの物を愛着が感じられるようになるまで長く持ち続けるということがまれになってしまった現代 |
の日本人。より新しいものを、より高価なものをと追い求めることで心も満たされるという思い違いをしているの |
かもしれません。「なにか愛着があり自分にとって値段がつけられない物がないという人は不幸と言えるのではな |
いか。」という意見には同感です。物の価値を、「価格」という普遍的な、目で見えるものでしか判断できないと |
したら、私たちは、何か大切なものを忘れているような気がしますね。 結びは、反対意見への理解を示しながら |
まとめることができました。物に対して何の愛着も持たないというのも問題ですが、愛着を持ち過ぎるというのも |
、時にはやや「危ない人」(笑)というレッテルを貼られてしまうかもしれないね。(うの君が指摘するように、 |
これはごく稀なケースですが。) 物神崇拝以前の、物を大切にすることがなくなってきているという問題にも |
触れることができたね。今は亡きマザーテレサが来日したとき、日本は物質的にはとても豊かな国だが、心の貧し |
い国だという内容のことを話されたそうです。本当の幸せとは、物に宿るものではなく、人の心に宿るもの。私た |
ちも、本当の意味での豊かさを追い求めていきたいものです。 "☆"▲全体的に読点が少ないので、一つの文が |
長くなるときには、読みやすいように読点を打ちましょう。▲「物」に関する文章なので、むずかしいと思います |
が、ひらがなで書く「もの」と漢字で書く「物」の区別を明確にしましょう。 "☆" |
| メグ | 先生( | じゅん | ) |
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