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講評
題名:アメリカシロヒトリのヒトリ言
名前:キティさん(いぬこ)小4エンジュの森の広場
内容◎字数1701字構成◎題材◎表現:◎主題:◎表記:◎
マリアちゃん!今年はじめての感想文でしたね。先月は「アインシュタイン博士」のお話でしたが、今回も、くわ
しく題材を吟味(ぎんみ)しながら研究してくれました。とてもすばらしいです。"☆"とくに優れているな、と感
じた点を言いますと……、① 長文の読解がばっちり!② 大事な言葉(文章)をぬきだして、それについて自分
の意見を述べている(のべている)。③ 事実にそくしながら、想像したお話を豊かに表現してくれている。④
「長文を読んで一番○○と思ったこと」をじょうずに書いてくれている。⑤ 語彙力豊富。(ことばの知識が豊か
。)⑥ 自分の意見を書いてくれている。一段落と三段落では、②が上手にできていました。「三流害虫」という
表現が出てきましたね。これはアメリカシロヒトリが、虫の中では、ごく小さな存在に過ぎないということを言っ
ています。また害虫としての「害」も、たいした威力も毒素も持っていないということです。マリアちゃんの住ん
でいる街にはどのような害虫がいますか?"☆"先生のお部屋(家)にはときどきクモがいます(笑)。小さなクモ
です……(^-^;)害はなさそうなので、見かけてもそのまま放っておいたりしています。クモは殺してはいけない、
なんて言うのですが、マリアちゃんママはなんて言うかしら!?虫にとっての天敵、これはまさしく人間のことで
しょう。人間の攻撃の手から逃れ、自分たちの生命・子孫という生態系を守り抜くために、彼らも進化していくの
ですね。一流害虫のゴキブリくん(笑)は、どんどん強くなっているようです。防虫スプレーや退治薬など、毎年
改良されだんだん強力になっているよね。でも、ゴキブリくんたちも必死です。どんな条件下でも生命を維持する
ために強い殻と敏捷性(びんしょうせい・素早く動くこと)で逃げ回っています。「まどみちお」という詩人を知
っていますか?(「ぞうさん」♪や「やぎさんゆうびん」♪……などの童謡を作詞した人です。ママに聞いてみて
ね!)機会があったら、まどさんの詩を読んでみてください。「人間と動物たちの共生(きょうせい)」をテーマ
にした詩がたくさんあります。(ここで言う共生とは、共に生きる、という意味です。) イナゴ まど
みちおはっぱにとまったイナゴの目に一てんもえている夕やけでも イナゴはぼくしか見ていないのだエンジンを
かけたままいつでもにげられるしせいで・・・ああ 強い生きものとよわい生きもののあいだを川のように流れる
ゆうこ先生(ゆう)
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