先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
清書:記念日好きだよ。 イチゴの広場
ルパンつろ中1 清書:記念日好きだよ。  

 
 

 あなたにとって、この一年はどうだっただろう。楽しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと、いろいろあるはずだ。私にとっての一年も
、嬉しいことや、楽しいことばかりではなかった。しかし、新年からは新たな気持ちで過ごそうと思う。  

 一年を振り返り、新しい年を厳かな気持ちで迎えるための、重要な道具と言えば除夜の鐘だが、除夜の鐘と言っても今年は聞いてない。親戚の家
でお祭り騒ぎをしていたからだ。でも大丈夫。除夜の鐘については前の年の記憶があるからだ。  

 日本は、何かあるごとに行事やお祭りを行う。どの行事も行わなくてもいいのだが私たちは必ずといっていいほど祭日にしたり休日にする。正月
であっても除夜の鐘であってもそうだ。毎年除夜の鐘なんか鳴らなくても一年は始まる。煩悩を祓うなどと言っても日頃から自分の行いを反省し、 欠点を一つ一つ直すようにしていればわざわざ元旦に除夜の鐘をついてまで己の弱さを祓う必要性はない。でも、鐘を突くことによって安心感を得 るのだろう。お正月とて同じだ。お正月は、一月一日から五日ぐらいまでのことをいうそうだが、三百六十五日あるうちのたった五日間ではないか 。それをめでたいだの挨拶は明けましてだの全く好きではない。友達同士なら「あけおめ!!ことよろ!!」ですむ。その面倒くさい挨拶の後は大 好きなお年玉が待っている。それも正月の楽しみかただろう。まあ行事があって悪い気はしないし、祭日はあるほどうれしい。行事が多いのが日本 の特色ならそれはそれでいいと思う。  

 日本がいろんな行事の行う国でよかった。一つの考えかたにとらわれ、それ以外は全部悪いと考えてしまうこともあるからだ。例えばクリスマス
にツリーを飾ったら大晦日には、お寺で鐘を突き煩悩を祓う。その後は、正月にしめ縄やまゆ玉を飾る。初詣は対外神社に行く。このように多少い ろんな文化が混じっていてもこの方が平和でいいと思った。  

 
                                             
ホームページ