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その場 アジサイの広場
たば星人あころ中2

 一流ホテルの、いかにも「一流でござい」というロビーにたいていこうした男女の一群がたむろしているのは、そうでないとどうして良いかわか
らない客がいると考え、あらかじめそれ専門の「仕出し屋」に頼んで用意しておく場合が多いからである。もちろん繰り返し、そこで待ち合わせを し、経験を積むと、何とかそれらしく座っていられるようになる。  

 上には、一流ホテルと書いてあるがホテルには二流も三流もある。一流ホテルでしていたことを、二流ホテルや三流ホテルでもやっていたら大変
なことになる。例えば、温泉などの観光ホテルで周りにはお揃いの浴衣を着たおじさんやおばさんがいるなか、一人真っ赤なドレスを着てすました 顔で座っていたら、それこそ何かおかしな感じがする。逆に、一流のホテルで、みんなが正装をしているなか、一人で浴衣を着ているのは、ちょっ とおかしい(^-^;)。このように、一流には一流の、二流には二流の、三流には三流のマナーがあるのだ。そのマナーは、守っていかなければ  

 逆に、無理にいつもマナーを考えて行動することはないと思う。なぜなら、マナーのない場所もあるからだ。例えば、自分の家だ。自分の家で一
人で正装してすまして座っているのは馬鹿だし、温泉もなくて寒いのにずっと浴衣姿でいるのもあほらしい。やはり、自分の家なのだから自由に過 ごしても良いと思う。  

 大切なことは、マナーを守るか守らないかではなく、その場にあった行動をとることだ。「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるが、そ
れと同じようにその場にあった行動をしないと、周りの人に迷惑をかけ、白い目で見られる。だから、その場にあった振る舞いをここらがけながら 楽しい日々を送りたいと思う。                                                     
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