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侵入者 アジサイの広場
一休さんわら小4

  浸入者   
 

 一休さん 
 

 ぼくは今回の長文を読んで、一番面白かったところは、「小さな白いガが日本に侵入してきました。おそらく、サナギが荷物の一部にくっついて
日本に渡り、こちらで羽化したのでしょう。」という部分です。このようなことは、多くの人や物が世界を行き来している現在、たくさん考えられ ると思います。少し考えてみると「植物の種」が浮かんできます。ぼくは毎年、夏にハワイ旅行にいきます。観光した時にハワイに植えてあった草 花の種が洋服につき、家について種がポトッと土の上に落ちて成長するかもしれないのです。  

 この話と同じようにアメリカから浸入してきたものの中に、アメリカザリガニがあります。大船に住んでいる人から聞いた話ですが、食用のため
に牛蛙を輸入したときその牛蛙のえさとしてアメリカザリガニがいっしょに連れてこられたということです。牛蛙を養殖する池が大船にあって、あ ろうことに、牛蛙の養殖は失敗してしまって、アメリカザリガニだけが、その生命力を生かして日本中に広がった、ということです。えさの運命だ ったのにずっと生き残るなんてすごいと思います。  

 もうひとつ同じようなことがあります。みなさんは「オオカミとブタ」という話をしっていますか?この話は、ある人がブタを育てるためにオオ
カミをつかまえて殺してブタのえさにしました。すると、どんどんブタが増えてかえきれなくなり森に放しました。すると、放されたブタはオオカ ミに食われてしまいました。という話です。ぼくは「自然はきびしところだなあ。」と思いました。  

 「鳥やクモの住めないような世界こそ恐ろしい」とありますが、どうしてそんなふうになってしまったかを考えることこそ、これからの僕達の地
球に対する使命のような気がします。  

 
                                             
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