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講評 |
題名: | 自分らしさと社会らしさ |
名前: | 潤之介 | さん( | かな | ) | 中2 | ウグイス | の | 谷 | の広場
|
内容 | ◎ | 字数 | 908 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ○ | 表現: | ○ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
ほとんど縁のない高級ホテルと住み慣れた家の中では、当然取るべき態度も違ってくるよね。態度ばかりではな |
く、服装や心の持ちようも。 高級ホテルに通い慣れた人はさておき、たまにしか行かない(これは先生。最近は |
ほとんど行かないと言った方がいいかも。)、あるいは、潤之介君のように行ったことのない(ほんと?)人にと |
って、高級ホテルとは、自分が自分でなくなるような場所かもしれないね。(笑)自分らしくいられないという点 |
で、そこは窮屈な場所であり、ナイフとフォークの使い方どころか、せっかくの超高級料理の味もわからずに帰っ |
てくるのが関の山。なあんていうことになりそう。でも、高級ホテルに限らず、公共の場でそれなりのマナーを守 |
ること、礼儀をわきまえることは、社会の中で生きるための基本的ルールだよね。 一方、慣れ親しんだ生活の場 |
では、人の目を気にすることもなく、くつろぐことができるね。食べたいものを箸で食べようと、フォークとナイ |
フで食べようと、手づかみで食べようと、誰もとがめる人はいない(かも)。くつ下を脱ぎっ放しにしても、部屋 |
の中が足の踏み場もないほど散らかっていても誰にも叱られない(かな)。でも、こういう態度があたりまえにな |
って、身についてしまうとしたらかなり問題だね。場所をわきまえることのできない困った人たちの例として、去 |
年の成人式の話を挙げることができたね。いくら堅苦しいのが嫌いで、気楽な方が好きな人でも、あの若者たちの |
姿にはあきれてしまうよね。 "☆" 複数の意見のあとは、その複数の意見をもとに、何を目標とすべきかにつ |
いてうまくまとめたね。礼儀を守ることと自分らしくいることは、必ずしも両極にあるわけではないはず。潤之介 |
君が言うとおり、自分がしたいように生きた結果が社会に認められれば一番いいよね。そのためには、自分の個性 |
を大切にしながらも、ある程度の自己コントロールが必要だと言えそう。 いつものことながら、しっかりした構 |
成で書くことができたね。反対意見への理解を示しながらまとめた結びも立派。実例も豊富ですが、欲を言えば、 |
自分らしい体験実例がほしいところ。名言の引用もしてみてね。▲題名の中の「社会らしさ」という言葉には無理 |
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