得意・好きなスポーツ |
アジサイ | の | 村 | の広場 |
はるる | / | くあ | 小6 |
私は、これといって、得意なスポーツはない。あるとすれば、バトミントン |
ぐらいだ。あの打ったあとの快感がたまらない。一年生の時に三年生を負かし |
たことが自慢だ。 |
しかし、人間というものは、緊張をすると、得意なことでも失敗してしまう |
もので、私はそのいい例だった、、、、、、。その悪夢の始まりは、クラスの |
お楽しみ会。皆でバトミントンの試合を、ダブルスですることになった。私は |
、クラスでも、一番上手い人と、組むことになった。 |
当日、顔は真っ赤、心臓の音は早くなり、足と手は、ガクガクと震えていた |
。ああ、こんなので、大丈夫なのだろうか。時間よ、止まってくれええええ。 |
もちろん、とまるはずはなく、時間はすぎていった。そして、私の出番となっ |
た。 |
「ゆうちゃん。がんばろうね。たぶん、むこうのチーム弱いから、絶対勝て |
るよ。」 |
励ましで言ったつもりらしいが、その言葉は、私にとっては、逆効果となっ |
てしまったことを、彼女はしらないだろう。当然、勝負には勝てず、私は穴が |
あったら、入りたい気分だった。 |
そんな失敗があっても、バトミントンは嫌いにならなかった。やはり、人間 |
というものは、快感を求めているのだろうか、、、、、、。とにかく、私が思 |
うには、スポーツは人前ではやらない方がいいということだ。 |