いつから世の中が |
ウグイス | の | 滝 | の広場 |
○○○○ | / | うい | 中3 |
いつからか世の中が矛盾を恐れるようになり、頭から悪い物と決めてかかっ |
ている人が多くなった。そのために理にあいすぎた命題でいっぱいになっても |
、事件である。しかしその矛盾にも、良い物と悪い物があって、嫌われる物は |
、良い物を除外して考えている。また論理は糸がチグハグしていないことが、 |
美しいと感じられる。これは論理の貧寒さを象徴している。人々はこのような |
論理が間の抜けたもので、つまらない物だということを、直観で感じているの |
だ。 |
時に私たちは矛盾に好感や面白味を見たりすることがある。例えば、天然ボ |
ケと呼ばれる人だ。今タレントや歌手、お笑い芸人などは、こういう感じの人 |
が増えている。自分では正論を言っているつもりでも、端から見るとすごく矛 |
盾したことを言っている。しかしそこが面白くて私たちは見入ってしまう。な |
どということだ。 |
現代の社会特に日本では、ありきたりの表現が氾濫し、またそれが求められ |
ている。私はこのような面白味のない世界には人間の発展はありえないと思う |
。なぜなら芸術や面白さ、つまりおぼろげにしか私たちにも分からない物には |
、 |
論理は通用しないし、その中でもっとも意味のあるのは、矛盾という言葉だ |
。 |