先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
だれか一緒にスイスへ
アジサイの広場
がっちゃんてな中3
<img
src="http://www.mori7.com/izumi/ib/ib990504/img19990529163430.gif">
 
 
 
 先日、テレビの番組でスイスのゴミ処理の仕方について取り上げていた。ま
ず、コーンフレークの箱は店で買った時点で、店においてある紙リサイクルの
 
 器にいれる。また、生ゴミは庭にある生ゴミを肥料に変えるコンポストにい
れ、もちろん缶、ビンはリサイクル。献立もできるだけゴミの少なくなるよう
に無駄な使い方をしない。だから、家庭に出るゴミの量はほとんどない。しか
し、いくらゴミが少ないからといってゴミが出ないわけではない。焼却すれば
当然灰が出てしまうし、ダイオキシンだって0ではない。まだその処理法も分
かっていない。しかし、スイスはそのことも考えていた。灰をドラム缶に密閉
し、ドクロマークをつけて地下100m(?)ぐらいのところに保存してある
のだ。しかも、それは100年間保存できるくらい広く、ダイオキシンの処理方
法が発見されるときまで置いておけるというわけだ。
 
 私はこれを見て死ぬほどおどろいた。日本では毎日のように、あっちでダイ
オキシン、こっちでダイオキシンなのに、ここまで対策を考えているとは。世
界にはこんなすばらしい技術を用いている国があるのに、どうして日本はそれ
を真似しようとしないのだろう。
 
 もう一つ、スイスのことで気になったことがあった。街がすっきりしている
ことだ。空き缶、空きビンが少しも転がってない。ここで日本を比べると、違
いが一目瞭然。やはり、ポイ捨ての多さはすごい。そういう私もポイ捨ての経
験がある。スイスのようにすっきりとした町作りにはやはり一人一人の心がけ
が必要だと思う。
 
 それから、大人のゴミを出さないようにするしつけも必要だと思う。小さい
頃からそういうしつけをしておけば、大きくなったらスイスのような社会にな
るだろう。
 
 たしかに、華原朋美の自殺未遂のニュースも、トキのひなのはなしも、日の
丸や君が代の話も、政治の関係も必要ではある。しかし、この現状を考えて地
球の破滅や公害病の多発を防ぐことも、国会で会議している議員さんの頭の片
隅にでも置いておいて欲しいなあなんて思ったりもする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ホームページ