お風呂 |
エンジュ | の | 村 | の広場 |
ミッチー | / | あこは | 小6 |
お風呂 |
□ 小野倫孝 |
□「みちのり、早くお風呂にはいりなさい。」 |
「はいはい、いまはいりますよ。」 |
いつもこんな具合いだ。 |
「ザッバーン。いーいゆだなー。」 |
いろいろな歌を歌いながら、入る。お風呂にはいると声が響いてうまくきか |
こる。考えことをしたり、手がなぜ屈折するのかなどを考えながら、温まって |
いる。充分 |
温まった後、体や頭を洗う。それから、またお風呂に入ってお湯をかけたりし |
佐渡の、修学旅行の温泉はごくふつうの温泉だった。色も付いていなかった |
。しかし、二つ目の温泉は、とても熱かった。温度はなんと四十七度だった。 |
みんな、 |
「あちゃちゃちゃちゃ。こんな熱い湯に入れるかって言うんだよ。」 |
といっていた。僕はこの温泉に入って神経がまひしてしまった。こんなに熱 |
い湯に入ったのは初めてだった。あがったときはみんな真っ赤で、まるでゆで |
だこみたいだった。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざがあると |
おり熱すぎては良くないと思う。 |
お風呂に入りながら、一日の反省などもする。疲れをとるのにも、もってこ |
いの場所だと母も言っていた。 |
お風呂は、人間にとってかかせないぐらい、大切な疲れをとる場所である。 |