現代技術の後ろには、環境問題が... |
アジサイ | の | 滝 | の広場 |
AE86 | / | えや | 中3 |
何といっても、現代技術を特徴づけるのは豊富な工業製品の氾濫であろう。 |
現代技術は、とりあえず人間にとって有用でない自然資源を抽出し精練し、そ |
して加工して有用なものに変化させることをその中心としている。 |
依然として工業製品の大量供給という図式に頼りながら、一方で私たちは別 |
の視点を生み出しつつある。事実、レンタルなどの方式は次第に広がりつつあ |
り、そこには製品の機能を買うという形態が生まれつつある。我々が日常生活 |
において、製品を買って所有するかレンタルで機能を買うかの選択は何気なく |
行うことが多いであろう。しかし、このことは一見その場面場面では偶発的な |
ことのようでありながら、結局は充てん率の限界などの現代技術が持つ問題に |
本質的に影響を与えていく重要な視点である。 |
昔は、貸本屋というものがあったそうだ。今の図書館とは違うらしく「お金 |
を払って借りる」というシステムだったそうだ。いわば商売である。しかし、 |
色々な物が豊かになった今は無くなってしまったそうだ。その代わりに出てき |
たのがレンタルCDやビデオではないか。自分もCDのレンタル、ビデオのレ |
ンタルはよく使う。レンタルは環境の問題の面では良い方向へ出るかもしれな |
い。しかし僕の場合は、借りてきたら、CDならば録音してしまうし、ビデオ |
ならダビングしてしまう。このように物が豊かになった代わりに「廃棄物処理 |
能力の限界」というものにブチ当たってしまう。 |
貸本屋が無くなった後に出てきた図書館。ここには、自分の欲しい本が必ず |
あるとは限らない。よって、欲しい本を多く買うようになった今「古本屋」と |
いう物が増えてきたのだ。 |
自分は「このような事に気を付けて、環境を大切にしていかなくては」と、 |
改めて実感した。又、今は「新しい生き方」が求められているのだ。 |