「ら抜き言葉」 |
アジサイ | の | 谷 | の広場 |
淳 | / | つか | 中2 |
今現在「ら抜き言葉」に関心が集まっている。 |
中間報告をまとめた第20期国語議会の多くの委員は、不満げに語る。この |
2年間、多方面にわたる議論をしてきたのに、世間の受け止め方は、まるで「 |
ら抜き言葉」しか取り上げてこなかったようだ。 |
確かに報告は、「ら抜き言葉」だけが際立って注目された。 |
こうした「ら抜き言葉」をめぐる落差と断絶自体が、国語問題の現状を反映 |
していると見ることもできる。 |
今、『食べられる』とか『見られる』とかは、あまり使わない言葉だ。 |
今は、『食べれる』とか『見れる』といった「ら抜き言葉」が使われている |
。 |
普段、気にせず使っている言葉は、ほとんど「ら抜き言葉」になっている。 |
確かに、「ら抜き言葉」が、入っていないと「へん」と感じるときがある。 |
しかし、「ら抜き言葉」が、入っていると「へん」と感じるときがある。 |
だから、言葉の中で「ら抜き言葉」を、入れるときと、入れないときで、言 |
葉のくべつをし、言葉に気おつけて、しゃべればいい。 |