カキーーーーーーン |
キジバト | の | 泉 | の広場 |
トカゲ | / | せふ | 小5 |
僕の頭の中は真っ白だった。それは、神奈川県で一番強い野球チームと戦っ |
たからだ。僕はだいたいレギュラーの守備位置はライト、打順は8番だった。 |
相手は金沢イーグルスで1回表、相手の打線とうちのチームのエラーで6点を |
いれられてしまった。しかし、2回表は0点でおさえ、2回裏が終わっても、 |
0対6だった。 |
僕の打席では、かなり緊張していた。リラックスしようと思うともっと緊張 |
してしまった。声も出なく、一球ごとに監督の顔を見るだけで、結果的にはフ |
ォアボールだった。 |
6回表までで、2点はいれて2対7だ。最終回に2アウト2塁バッター7番 |
で2ベースヒット、これで一点入った。次のバッターは僕だ。ますます緊張す |
る。バットをおもいっきり振った。!「カキーーーーーーーーーーーーーーン |
」センターにライナーで飛んでいった。その時の感覚はぜんぜん覚えていない |
。 |
試合は4対7で負けた。でも、その日はごちそうだったので、まあ,良い日 |
だったと思う。 |