スポーツの勝ち負け |
アジサイ | の | 道 | の広場 |
さやか | / | あおべ | 高1 |
「スポーツは好きか」、といわれたら私は「好き」と答える。スポーツは見 |
るのも、やるのも好きだがどちらかというとやるほうが好きである。私の学校 |
では一年に一回球技大会がある。バスケット、バレー、卓球、バドミントンの |
四種類のなかから一つをえらび戦うのだ。私は試合をやるのが好きだが練習を |
している時も好きである。球技大会があるのは私にとっては楽しいことである |
が友達の中には球技大会が嫌だという人もいる。それは自分がチームの役に立 |
たないのでつまらないと感じるからだそうだ。みんなが勝ち負けのことを考え |
るのは当然のことであるとは思うがそれによって活躍する人とそうでない人と |
に別れてしまい、結局いい思いをしない人がでてきてしまうのだ。つまりスポ |
ーツも勝敗がないと面白くはないがあまりこだわりすぎるとよくないというこ |
とである。 |
スポーツは世界中でいろいろと騒がれることが多い。いろんな大会が世界に |
はあるが特にオリンピックは世界で騒がれるし、日本ではサッカーのワールド |
カップのときはかなり騒がれたりした。つまりそれだけスポーツというものは |
人間の心を動かすものを持っているということである。しかしそのスポーツも |
あまり勝敗にこだわりすぎると皆が不愉快な思いをすることになる。例えば、 |
去年サッカーのワールドカップに日本が出場したが、日本の選手がかえってく |
るとき飛行場で城選手は水をかけられた。皆がサッカーを一生懸命に応援して |
いたのはとても良かったと思うが勝てなかったからと言って選手に水をかけた |
りすると皆が不愉快な気持ちになってしまうのだ。あまり勝敗にこだわりすぎ |
ているとまわりが見えなくなって良くないのだ。 |
もしもスポーツに勝敗がなかったら実力は向上していかないだろうし、つま |
らないだろう。つまりスポーツに勝敗は必要である。しかし勝敗にこだわりす |
ぎることはスポーツの素晴らしさを失うことである。「人が旅行するのは、到 |
着するためではなく旅行するためである。」という言葉がある。勝つためにス |
ポーツをがんばるのではなくスポーツを楽しむために頑張ることが大切である |
。「スポーツは好きか」といわれたらスポーツの得意でない人も「好き」と答 |
えられるようにみんなでスポーツを楽しむことができれば良いと思う。 |