「成功」のデータ |
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拓馬 | / | ねき | 中2 |
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我々は、多くの筋肉の収縮によって骨が可動していると意識しなくても体を |
動かすことが可能である。なぜならば、脳がこれまでの経験によってその行動 |
を記憶していて、脳が言葉をうけることによって、それらの命令を出せるから |
である。事実、失敗をしてから同じことをするとき、失敗を意識すると、前と |
同じ失敗をする、ということがある。成功が続くことは、以前の「成功」とい |
うデータを脳が記憶していて、それを引き出すからである。 |
このように、言葉は直接体に影響する。自分にはできることであっても、「 |
ああ、私ではだめだ。」と思っているようでは、絶対にできるようにはならな |
い。例えば、テスト直前になるまで、「嗚呼、もうどうにでもなれ」と投げや |
りな態度でのぞんでも、よい結果は期待できない。しかし、「これまで努力し |
たんだから、大丈夫。なんとかなる。」とか思っていれば、わからない問題も |
、考えることで、不思議と思いついたり、わかったりと、よい結果を得られる |
。これは、やはり脳が、これまでの失敗を考えることによって、そのことが引 |
き出されるからである。それに対して、プラス思考であれば、頭の片隅にしか |
なかった記憶も引き出すことができる。 |
かといって、それを裏付ける努力をしなければ、いくら頭で考えても意味が |
ない。自分の中で、自分の知らないことを知ることはできないのである。また |
、どんなに強固な精神力をもって『私は宇宙へいけるぅぅぅ』と思い込んでも |
、その場に座っているだけでは、なんの変化もない。考えていることを実現さ |
せるためには、その目標を達成するための努力と経験が必要である。つまり、 |
あるものごとを達成するためには、それに見合う努力は不可欠ということであ |
る。 |
自分の思いを抑えながらことを進めれば、実力を半減させる。かといって、 |
実力を過信すれば、気持ちが先行して、空回りしてしまう。自分の目標をきち |
んと持って、そして自分の実力をしっかりと把握し、それに対して、断固たる |
意志をもつことが大事なのである。「才能とは、自分自身を信ずる力である」 |
というように、自分を信じることができなければ、決して結果は出ない。自分 |
の実力でことを遂げることができたら、後は、自分を信じていれば、脳が自分 |
に記憶された「成功」のデータを引き出してくれる。だから、成功は続くので |
ある。だから、いろいろなことをできるように努力する必要があるのだ。 |