持ってきてはいけないもの |
アジサイ | の | 滝 | の広場 |
さやか | / | あおべ | 中3 |
私の学校に持ってきてはいけないものはごく一般的なもので、マンガ、お菓 |
子、PHS、携帯、化粧道具などである。その持ってきてはいけないという規 |
則を私達が守っているといったら嘘である。生徒達が規則を守っているわけで |
もないのだから、学校もそんな規則を作らなければいいと私は思う。 |
例えば、マンガについて考えてみると、なぜマンガはいけないのだろうかと |
思う。そのくせ本は良いのだ。マンガも本も両方とも読むものなのだから私と |
しては学校に持ってきてもよいのではないかと思う。私もしょっちゅう学校で |
本やマンガを読むが、本を読むときと違ってマンガを読むときはなぜかどきど |
きしてしまう。それはマンガが学校で禁止されているからである。学校でそう |
いう物を禁止されてしまうと「ああ、そうか、これは悪いものなのか」とおも |
ってしまうが、自分でなにが学校に適する物で、何が学校という場に適してな |
い物なのかの判断がつかなくなってしまうのではないか。「判断は他人がする |
のではなく、自分の頭でするものである。」 |
又、企業宣伝費は、トヨタ自動車が1位で70、918百万円、続いて花王 |
、日産自動車となっている。今日、世の中は物質的に豊かな社会になってきた |
。私達は、物を持つということで豊かさを示しているが、本当に大切なのは、 |
物質的な豊かさではなく、心の豊かさであると思う。 |
今日の世の中は持ってきてはいけない物を決めて、私達の判断する力を奪い |
、物に豊かさを求め過ぎているのではないか。「持ち物を気にするのは、実力 |
に自信がない証拠である。」ということばがある。人間は持ち物に豊かさを求 |
めるのではなく、心に豊かさを求め、なにが良いか、悪いかを判断する力を身 |
につけて行くべきである。私も自分に自信を持って、判断する力を身につけて |
行きたい。 |