民族間の差異 |
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鼓 | / | にこ | 大3 |
アメリカなどの多民族国家では、人種間の差異が問題となる事が多い。何事も |
なく過ぎているうちは、協調関係を保ち法的にも平等であろうとする。しかし |
、一度事件が起こるとその溝は表面化してくる。以前のOJシンプソン事件の |
裁判で、彼が、無罪判決を受けたときの黒人の歓喜と白人の落胆ぶりはその溝 |
が浮き彫りとなった。 |
このようなことは、なにも今のアメリカに限らない。第二次世界大戦時、欧 |
州諸国は一斉にユダヤ人を敵視するようになった。また、日本でも、関東震災 |
のとき、いわれなき罪で、多くの朝鮮人が殺されたという。どんな社会でも、 |
平和なときには、それぞれの民族が法や権利によって互いを尊重しようと努め |
る。しかし、なんらかの変化が起こるとすぐに一方の民族が、他方の民族を追 |
いやるというのはそこに簡単には消えない社会的差異があるからだといえる。 |
私達は、これから国際化する社会の中少しでもこの社会的差異を埋める努力を |
していかなくてはならない。 |
米国では、多種多様の民族の差異を埋めるため、ホワイトハウスにより「対 |
話(ダイアローグ)」が呼びかけられている。対話とは、異なる立場の者が同 |
じ作業をする事により共通点をみつけることだ。異民族同士が、向き合うこと |
で、政治システムによらない強調をめざすのだ。 |
世界の様々な場所での民族同士のわだかまりをなくすためにも、市民同士の |
分かり合う姿勢が必要だと思う。法や権利といった、形だけのものではどうに |
もならないものもある。 |
だからこそ、互いの歩み寄り大切にしていかなくてはならない。 |
先生へ あまりうまくかけませんでした。 |