びっくりぎょうてん!! |
アジサイ | の | 森 | の広場 |
ひろりん | / | あしゆ | 小4 |
私ははっきり言って、目が悪いです。右目が0,5で、左目が0,1で、前の |
ほうの席なのに、黒板の文字がぼやけてきたほどです。そんな理由で、私は、 |
自由が丘にある、「視力回復研究所」というところに通っています。回復法は |
、柔らかい布とごっついカバーをかぶって、その中に空気を入れて、すって・ |
・・・を15分、というのです。こうすると、目のほぐしになって視力があが |
るそうです。もちろん入れて、すって・・・・は機械の仕事です。 |
12月12日土曜日、その日も視力回復研究所に行きました。ちょうどその |
日は通い始めてから12回目で、視力検査をする日でした。やはり私はドキド |
キで、下がってなければいいなあ・・・・・と思いました。そして研究所に着 |
いて、いつもの入れてすって・・・をやりました。 |
そして、とうとう検査の時が来ました。もう心臓はバクバクです。最初は右 |
目から、と言われ、左目を隠して「c」などののっている紙を見ました。なぜ |
かよく見えます。おかしいな・・・と思いつつやっていくと細かーなものまで |
見えました。左目もしたけれど、左目はやっぱり見えませんでした。 |
検査が終わって、研究所の人が検査結果の紙をくれました。視力を見た私は |
、人が見たらギョッとなりそうな大目玉になりました。すると研究所の人が、 |
「まず、右目が1,2で、左目が0,2です。」 |
と言って、 |
「そうですか。」 |
と私は答えました。もう心の中はお祭り状態です。0,5から1,2なんて |
、信じられません。それから私は研究所を出ました。 |
道路では、「のほほ~ん」と「イエーイ、ハッピー!」がまざったような笑 |
顔になりました。うれしくてありゃしません。家に帰ってからも、うふふふふ |
とか口ずさんでいて、とにかくうれしかったです。面倒くさいけど、これから |
も研究所にがんばって通っていきたいです。 |