先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
風邪
エンジュの広場
でこはげかな小5
<img
src="http://cgi3.tky.3web.ne.jp/~shine7/ib/ib054/img19990304182004.gif
">
 
 
 
 
 
 ある日の朝、いつもと同じように立とうと思って立つと頭がクラッとなり思
わずたんすに顔面が激突した。
 
 「ぶぎ!………………うへへへへへへへ・…」
 
 私は思わず嬉しくなった。狂ったのではない。風邪だと言うことで嬉しくな
ったのだ。その時私の頭の中ではこういう考えが浮かんでいた。
 
 クラッっとした=風邪=病気=学校休める=ラッキー。
 
 とまあこうゆう理由が会って私は笑ったのだ。ウキウキ気分で下に降りてい
く。
 
 「おかあさ――ん」
 
 料理をしていた母は手を休めてこちらを向いた。
 
 「なに?潤之介」
 
 「熱があるみたーい♪」
 
 「はかってみなさい」
 
 いわれるとうりに熱を測った。すると………38度という高記録(俺にとって
は)をたたき出してしまったではないか!
 
 「何度―?」
 
 「8度―!」
 
 ……………………
 
 「インフルエンザ?」
 
 「今、流行ってるからねー」
 
 ……………………
 
 「お医者さんいきましょー」
 
 「学校はー?(にやり)」
 
 「休みなさーい」
 
 「(やったー!)」
 
 しかし医者にはインフルエンザではないと言われた。そして二日後あっけな
く治った。
 
 なんとかは風邪をひかないと言うがしっかりひいとるぞ。
 
 しかし風邪をひくといつもわかることがある。それは、風邪をひくとつまら
ないと言うことだ。