ひとこと |
お金の大切さ |
アジサイ | の | 道 | の広場 |
T.O | / | いう | 高1 |
現在、社会情勢はここ数年不況を極めているといわれており、その上昨年に |
はついに5%までの増税が実施され、不況に拍車をかけている。これらの原因 |
を簡単に言ってしまえば、「無駄遣い」以外の何ものでもないのである。お金 |
には様々な機能がある。物を買うのはもちろん、アトラクションを楽しんだり |
、契約の手続きをする時に支払ったりなど実に多くの用途がある。しかし、そ |
のお金も一度使ってしまえば簡単には手には入らないし、闇雲に使っていると |
すぐに無くなってしまうものなのである。お金は無計画に使うものではなく、 |
いざという時のためのものであると思う。 |
それは、生活上不可欠なものであるからである。私たちは実際に、毎年様々 |
な種類の税金を納めている。もし、そのための金まで湯水のように使ったとし |
たら、たちまち税として納めるだけの金はなくなり、人間らしい文化的な最低 |
限度の暮らしができなくなる。それでは人間は金によって支配されているとい |
うような言い方になってしまうが、そうではなく私が述べたいことは、使うの |
なら自分なりの責任を持って使うべきであるという事だ。 |
それには当たり前のようなことだが、お金の価値を充分に理解し、使い道が |
きちんとしている意義のある使い方をする様心がける事が大切である。現在の |
官僚は、名ばかりの接待で国民が収入の一部を削って払った税金を無駄遣いし |
て、その上増税まで実施して私たちを苦しめている。物が豊かになった分お金 |
のありがたみが薄れているような気がする。しかし、そういう時代だからこそ |
私たちがお金の価値を改めて認識し、使い方を誤らない様にするべきではない |
だろうか。 |
お金はある程度貯えることも大切だが、「トランプが生きているのは、それ |
が実際のプレイに使われているときである」という言葉に表されているように |
、使ってこそ社会や自分のためになるという考えもある。お金があらゆる所に |
回れば、なみいる不況を解消することもできるだろう。だが、私たちが今本当 |
に考えなければならないことは、やはりお金があることのありがたみだろう。 |
あるうちは気付かないものだが、底を突いて初めて価値が分かってくる。お金 |
とはこういうものではないだろうか。私は金銭の流れに常に目をむけ、その価 |
値を充分に認識することを忘れないようにしたい。 |