ひとこと
無題
ウグイスの広場
カビゴンえや中1
 
 創造には、情念の力がいる。芸術における創造はもちろん、あらゆる学問で
も。エジソンの言葉に、「必要なのは発明の母である」とある。なにか必要で
あって発明あるいは創造が生まれるという意味だ。
 
 発明してみたいなー。じゃ、発明は出来たとしてもちゃんとしたものにはな
らないだろう。
 
 「必要」は、英語で主に二通りの表現の仕方がある。それは、ニーズとウォ
ントである。これは同じように「必要」と訳せる。しかし、この二つの意味は
かなり違うのである。ニーズはやらなくてはならないからやる。ウォントは心
からやりたいという意味だ。当然ウォントの方が大切である。
 
 その訳は二つある。第一に、ニーズの方はウォントとは違いどーも、消極的
に感じられるからだ。僕も何かと体験したことがある朝、「早く起きて勉強」
だとなかなか起きられないが、「次の日は釣りだ」となると朝五時でも平気で
おきられてしまう。これもニーズとウォントである。(たぶん)。
 
 第二に、ウォントのように積極的にやらないと発明なんて上手く行くはずが
ない何がなんでも積極的が一番である。伝記実例としてはライト兄弟である。
彼らは「空を飛びたい」という夢をニーズではなくウォントで持ち続けたから
空を飛ぶことに成功したのだろう。
 
 反対意見としてウォントの悪い部分もあるそれはあまり積極的になりすぎる
と思いがけない事故になるかもしれないからだ。知識がはしごを作ったのでは
なく、二階に上がりたいという熱意がはしごをつくったのだ。