ひとこと(4月4週)
自分で持つやる気
アジサイの広場
まゆみひう
 
 小さいころ、必ずと言っていいほど、皆、三輪車に乗って遊ぶ。そのうち、
三輪車では、物足りず、自転車に挑戦したくなる。大人になってからも同様、
人は、小さいころから、遊びに対しては挑戦的で、やる気がある。しかし、勉
強に対しては、自発的にやる気、向上力を持つようになるのは難しく、人によ
り、その時期は様々である。遊びと同様、勉強も自分でやろうという、本当の
やる気が大切である。
 
 私の知り合いで、親がピアノの先生だということで、自分も音楽の大学に通
うことを当たり前とされ、親の言うとおりの進路を歩んできた人がいる。彼女
は、遊びに行くのも、学校に行くのも親の送り迎えであった。そのため、現在
27歳になって社会にでていけず、友達もひといもいないで、精神的におかしく
なり、食事ができない状態になってしまい入院していて、喉にくだを通して栄
養を摂っている。親の言いなりのままに生き、自分の意思表示をしないと、ど
こかで、必ず反動が言えるだろう。
 
 私や、私の友人は、
毎日、生き生きと生活している。私も短大に通う毎日が楽しい。友人達も、美
術大学、アナウンス、音楽の専門学校に通う生活を充実させている。確かに、
私達は、優秀学歴ではなく、生活している中で、悩みもたくさんあるが、自分
なりに解決する力もあり、自分で決めた進路をしっかりと歩いている。これか
 
 確かに、小さいころは、知識がなく親が、子供のためを思って進めることが
あり、それが、自分にとってよいこともある。しかし、物心付いたころは、自
分の意志を最優先させるべきだ。何事も、強制ではなく、やる気でが重要。意
欲ある人間こそが、社会で必要とされると言える。