ひとこと(4月4週)
疑問を持つことの大切さ
アジサイの広場
正之おき高3
 
 疑問というものは誰でも何かしらあるものであろう。ガリレオが太陽がまわ
っていることに疑問を持ったように、常に人は不可解なことがあるものであっ
て、そういったことを学者などを中心とした人々が明らかにするために探求し
つづけているのである。だから、この世界に疑問というものがなくなることは
ないであろう。そうしてみると、我々は常に分からないことだらけの中で生活
していかなくてはならないという問題に突き当たるということが予測される。
 
 だから、私たちは常に周囲の疑問点に目を向けて好奇心を持つべきだと思う
。例えば、私は昔に比べてかなり発達した現代の科学にでさえ、とても多くの
疑問を抱いているのである。確かに、以前に比べれば驚異的な発展を遂げたこ
とは言うまでもない。しかし、個人的に言えば、まだこの世界には未知である
ことが多く、研究してみようと興味を持つ分野が数多いのである。
 
 そして、第二の対策としては、科学では解決できない問題、つまり善悪を区
別し難い倫理的な問題について話し合っていく必要があると思う。例えば、我
々人間は他人と考えが違うということは多々あると思う。そういう時どうして
も人の意見に不信を感じ、疑問として残ってしまうであろう。そのために、様
々な人とテーマを決めて議論していくことで、他人の意見も取り入れ易くなる
と思う。
 
 確かに、疑問というものはあって当然のものであるかもしれない。しかし、
人間は求めている限り迷うものだ。今でも、科学で疑問視されていることや問
題となっていることは多い。しかし、これから将来も疑問となるものが増えて
いくと思われるので、我々は、今疑問視されていることを地道に解決していき
、未来は未来でまた別の問題に対応していくべきだと思う。