ひとこと | (5月2週) |
機械 |
アジサイ | の | 滝 | の広場 |
さやか | / | あおべ | 中3 |
「ドラえもん」は、スーパーヒーロー型とは全く異なったタイプの、読者の |
日常生活に密着して愛されるタイプのロボットである。しかし、「ドラえもん |
」の漫画には、現代の科学を過信しすぎて問題解決の本質を見極めようともせ |
ず安易に「ドラえもん」の道具を頼るということが多く、そのために新たな失 |
敗に巻き込まれて行く。楽することを求めるあまり、科学のなんたるかを忘れ |
て暮らす現代生活のあり方が書いてある「ドラえもん」の漫画の面白さは決し |
て笑ってはすまされない現代の深刻な問題への警鐘なのである。私達は今、科 |
学技術に頼りすぎているが、その分、被害というものが多いのではないか。私 |
達は科学技術に頼り過ぎず、又、科学技術に頼らなくても生きていけるような |
人間にならなければいけないと思う。 |
人間が便利さを求めて作った機械は、本当に便利なようにできているけれど |
、その分、危険もたくさんある。自動車は速くて便利である。しかし、交通事 |
故などが発生しやすい。飛行機は空の上を飛べて目的地まで早く行ける。しか |
し、空の上を飛ぶということもあって、事故のときは何百人という人が死ぬ。 |
私達は機械に頼りすぎてその分危険な目にあっているのではないか。私もこの |
前そのことでけがをしたことがある。朝私が、学校へ行くのに駅まで母に車で |
送ってもらたときのことである。私は駐車場で車に乗った時、どこかでセータ |
ーを落としてきたことに気づいた。母が今来た道を車で戻ると道の真ん中にセ |
ーターが落ちていたので、私は、セーターを取ろうと車のドアをあけた。その |
時、私の足の上をうちの車のタイヤがグリグリと通っていった。私はその時、 |
車を甘くみていたのだと思う。私達は科学の基本的な姿勢を忘れずに、機械を |
そんなに頼らずに生きていかなければならないと思う。 |
又、電車一つをとってみても切符売り場に始まって、自動改札機、エスカレ |
ーター、モノレールなどは無人の電車、自動精算機、自動改札機となんでも機 |
械だらけである。今はそれでとても便利かもしれないが、それでは事故があっ |
てもおかしくはないといった状況である。例えば、エスカレーターなどは、お |
年寄りには必要かもしれないが、若い人達にはとくに必要ないと思う。私達は |
そのようなエスカレーターなどにたよってばかりいると、エスカレーターなし |
では、生きられなくなってしまうと思う。私達は日ごろから、機械ばかりに頼 |
ろうと思わないようにすることが、大切であると思う。 |
確かに、機械というのはとても便利である。しかし、私達は機械というのは |
便利な反面、危険性があるということを、忘れてはならないと思う。「悪いこ |
とそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」 |
ということばがあるように、機械というそのものが悪いわけではない。しかし |
、私は機械にたよらなくても生きていけるような人間になっていきたいと思う |
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