ひとこと(6月2週)
今日の高齢化社会
イチゴの広場
智之すら高3
 
 2010年には4人に1人が高齢者だと言われている。それに対する問題点
は二つある。
 
 一つはこれからの高齢者の生きがいの問題である。そもそも今の社会は高齢
者は働けるようなシステムにはなっておらず、若い人しか出来ない。そうする
と、老人のすることはなくなってしまう。ゲームや読書などという方法もある
が、それではあまりにかわいそうだ。そこで高齢者でもできる会社というのを
作ったらいいと思う。
 
 二つ目は高齢者に対する経済だと思う。住友生命総合研究所の資産によれば
、夫婦のみの高齢者世帯の一ヶ月の平均生活費は、六十歳代が二十九万九千円
、七十歳代で二十四万二千円だが、これが四人に一人となったら本当に足りる
だろうか。国が老人医療の無料化に踏み切って以来、15年間で約12倍にま
で膨れ上がり、93年度には国民医療費全体(24兆3400億円)の28.
7%を占めている。93年でこれだから2010年には見当もつかない。
 
 この高齢化社会のことは、今の老人だけではなく、将来の私たちのことにも
関係することである。そしてそのためにも私たちは早急に問題を解決するべき
だと思う。