ひとこと(6月3週)
方言でを読んで
イチゴの広場
杉田大岳うい中2
 
 最近になって、元の意味と全く違う言葉が世の中に多くなった。例えば、下
駄箱やつり革などである。これらの言葉は、時代の流れによって、使用する物
が変わってきたためによるためである。
 
 確かにこのような表現では、その物の意味を正確に表すことはできず、その
物を知らない人には、違う意味としてとられるかもしれない。私も昔、なぜ上
履きや運動靴を入れるのに、下駄箱というのか。というのを考えた時期があっ
た。だがしかし、逆に私は定規のことを、線引きといっていたが、これはこれ
で意味も通っているし別にいいと勝手に思っている。このように、通常使って
いる言葉と違っていても、その物を連想できればそれは、言葉として通用する
と私は思う。
 
 だが本当は、それが成立するかしないかではなく、その物ができた時の状況
や理由などを知り考え、その型に当てはめながら変えていく、そういうことが
求められるのである。つまり、存在するものには、良いとか悪いとかを言う前
に、すべてそれなりの理由がある。ということであり、それを否定するという
ことは、その物の歴史をも否定する勇気が必要なのである。