| ひとこと | (7月2週) |
| 西洋文化と日本文化 |
| イチゴ | の | 谷 | の広場 |
| りさ | / | あいす | 中2 |
| 明治維新とともに、日本は西洋の文化に憧れ西洋に追いつくことを目標とし |
| てきた。それは、今も変わっていない。しかし、日本の文化が壊されていった |
| わけではない。西洋文化をとりいれながらも、日本文化をしっかり守っている |
| のだ。例えば、日本人は夏祭のときに浴衣を着る。しかし、手に持っているの |
| は、ホットドッグやポテトフライ。外国の人から見れば、不思議な光景かもし |
| れないが私たちからいったら、当たり前のことだ。また、日本がこんなに簡単 |
| に西洋文化を取り入れられたのは、漢字の持つ造語力があったからであろう。 |
| このことは、日本の昔話からもいえる。あの有名な「浦島太郎」は日本の |
| 世界から外国の世界へと場面が移る。そして、読み手は外国の世界に憧れを抱 |
| く。 |
| また、西洋文化は日常生活にもかなり影響されている。身近な例をだすと |
| マクドナルドでの買い物の時だ。「チーズバーガー一つ持ちかえりで」と言う |
| とレジの人は、「テイクアウトでワン、チーズバーガー」と奥にむかって叫ぶ |
| だろう。日本語で話したら、英語に直して注文される。考えてみれば不思議な |
| ことだが、あまり深くは意識しないだろう。 |
| このように、日本はうまいぐあいに西洋文化と日本文化をマッチさせてい |
| る。これは、さきほどもいったように漢字があったおかげだ。この漢字のあり |
| がたさを日本人は十分に理解すべきだ。 |