ひとこと(7月2週)
経験と知識
イチゴの広場
りさあいす中2
 人間は、経験をつんで成長していくのか、それとも知識をためながら成長し
ていくのか。何事も経験が大事とよく言われるが、本をたくさん読んで知識を
をためるのもすすめられている。例えば、アイロンは熱いからさわってはいけ
ないと小さい頃教えられたと思う。しかし、「なんで熱いか分かったの」とい
う疑問がわいてきたにちがいない。ここで、自分で実験してやけどをしてから
、アイロンは熱いものだからさわってはいけないものだと分かる。しかし、さ
わらなかった子はどのぐらいの熱さか、さわったらどのていどの傷を覆ってし
まうのかが分からずに成長してしまうので、疑問を持ちつづけてしまうことに
なる。
 
  しかし、自分で実験して経験をつめないこともでてくる。社会の時間に地
球は、球形をしていると教えられただろう。この時、疑問を持たなかった人は
少なかっただろう。どうかんがえても、まるくなっているところは歩けないと
思い不思議に思ったに違いない。しかし、この事に関してはアイロンの時のよ
うに実験してみることは、スペースシャトルに乗らないかぎり無理だ。やはり
、知識が必要になってくる。
 
  この「経験と知識」というテーマで良い昔話がある。誰もが、一度は読ん
だことのある「桃太郎」だ。桃太郎は、鬼退治をしにいき、犬や猿やきじとい
うすばらしい仲間に出会い、人間としても一歩成長した。このようなことは家
にこもって本をよんでいたのでは、学べないことだ。「経験は最良の教師であ
る」という言葉のとうりのおはなしだ。
 
  このように考えていくとやはり経験のほうが大切に思えてくるが、生きる
ための知識も人間には、とても必要なのだ。経験を積みながら、知識もたくわ
える、自分を磨いていくには、両立っさせていくのが最良の方法だと思う。