ひとこと(7月3週)
親子関係
アジサイの広場
紫電改うの中2
 人間は他の人間と自由に交わることが出来る。あるいは、まじわる相手を自
由にえらぶことができる。とりわけ、現代のように、都市化が進み、偶然性の
高い社会では、人間関係は、ふと結ばれ、そしてふと消えていく一時的なもの
であることが多い。現代の一つの特徴は、親子という関係が「問題」化してき
た、ということであろう。むかしのように、親子は自然なスムーズな関係では
なくなってきたのだ。新聞の身の上相談などをみても、親子「問題」がぐんと
ふえてきた。社会が進歩し、変化するかぎり、この落差は避けられない。子供
は親と違った存在になる。そして、この落差から、様々な問題が派生してゆく
 
 親子のあいだには一種の緊張関係がうまれていく。
 
  今の親子関係というものはものすごいものがある。意見の食い違いで喧嘩
に発展してしまう。その原因は、様々だが主に急速に文化が進んでいく中で親
は自分の親のようにやっていても意味がなくなってしまう文化が変わればそれ
に対応しなければならない。とても難しいことである。
 
  ピノキオというお話があるがピノキオはもっと立派になりたいといってい
ろんな所に旅立ったがとても苦労していた。それと同じように子供も親の意見
を尊重しなければ立派に自立できない。
 
  結局親子関係というものはぎくしゃくしている。うまくやっていかないと
どうなるかわからない。「脱皮できない蛇は滅びる。」という言葉もあるよう
に時代にあわしていかないといけない。