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現代の教育
ウグイスの広場
石綿あたち高1
 今日のように、自ら価値を創造することが要求される時代になっても、教育
が本質的な意味で何も変わっていないとすればそれは大きな問題だろう。日本
的な意味での「優秀な」生徒は、試験のときに知識を正確に再現すること要求
されている生徒の脳力差や、興味の所在などは無視し、とにかく上から与えら
れた課題を、先生が決めたスピードでこなしていくが、「優秀な」生徒の絶対
条件である。生徒は一定の枠のなかで発想する習慣をみにつけてしまうと、「
知識吸収型」の枠にはまった答えしかできない受動的人間になってしまう。