ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4740番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/26
壊れるものを見ているよりも、まず自分で作る as/4740.html
森川林 2023/05/23 06:53 

シロバナシラン

●動画:https://youtu.be/VkeDh6tyOvI

 藤原直哉さんの話を聞いていて、いい言葉だと思ったものがあります。
 それが、「壊れるものを見ているよりも、まず自分で作る」です。
(言葉そのものは違うかもしれませんが、言っている内容はそういうことです。)https://www.youtube.com/watch?v=cJGGYyK9OFw&t=1292s

 今、ニュースで流れてくる情報は、どうでもいいものが多いです。
 ジャニーズがどうしたとか、ワクチンがどうしたとか、アメリカがどうしたとかそういうことは、どうでもいいものです。
 まともな人は、そういう壊れていくものを見ているよりも、自分の道を歩いています。

 世の中には、批判されるべきものがたくさんあります。
 しかし、若い人は、そういうところに目を向けずに、まず自分の成長に目を向けるべきです。

 批判は、ほとんど何も生み出しません。
 確かに、貴重な批判を述べる人はいます。
 例えば、副島隆彦さんのような人です。
 しかし、そういう人は、ほんのわずかです。
 あとの批判は、みんな尻馬に乗って騒いでいるだけです。

 だから、批判よりも、大事なことは創造なのです。
 世の中をよりよく変えてきたのは、批判でも革命でもなく、発明と創造です。

 例えば、今、世界のどこかで開発が進められているフリーエネルギーが実現すれば、今日の世界にある政治的、経済的な問題のほとんどが解決します。
 しかし、そういうことを話題にする人がいないので、そこに目を向ける人がいないだけです。


 話を教育に戻せば、今の学校教育も壊れつつある世界です。
 そのひとつの証拠は、年々増える不登校の生徒です。
 また、重箱の隅をつつくような些細な知識のテスト体制です。

 今の学校の役割は、通学するという規則正しい生活作りと、友達との交流だけではないかと思います。
 要するに、子供が学校に行っていれば安心だという安心料の役割だけなのです。
 勉強の中身は、学校に行かなくても、充実した参考書と問題集でカバーできますし、その方がずっと能率がいいのです。

 だから、子供たちは、学校に合わせるのではなく、自分の興味関心を学問的に伸ばすことに焦点を合わせていくことです。
 今、子供たちが長い時間をかけて苦労して身につけている知識は、ほとんどがChatGPTやBardのAI技術で代替できるものです。

 いい大学に入ること自体に価値があった時代は終わりつつあります。
 いい仕事をすることに価値がある時代になるのです。
 そのいい仕事をするための途中経過として、勉強したり、大学に行ったりするということなのです。



コメント欄

森川林 2023年5月23日 7時31分  
 今、勉強の中心だと思われている数学、英語、国語などのほとんどは、単なる受験のための勉強です。
 つまり、他人のための勉強です。
 大事なのは、自分を成長させるための勉強です。
 それは、主に、作文、創造発表、プログラミングなどの勉強です。
 その自分の勉強を進める手段として、数学、英語、国語などがあるという位置関係なのです。


コメントフォーム
壊れるものを見ているよりも、まず自分で作る 森川林 20230523 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
れろわを (スパム投稿を防ぐために五十音表の「れろわを」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習